議会報告ASSEMBLY REPORT

2025.03.07 カテゴリ:2025年 「土に学び土で育つ」の教育方針に

○吉田

次に行きます。
土に学び、土に育つ教育方針について、お尋ねしたいと思います。
農業の担い手について、令和三年四月に開校した市立西吉野農業高等学校も四年が経過する中、当校の農業クラブ活動の全国大会出場等の大変すばらしい生徒もおられますが、その反面、寮費等の未収がある生徒の親もいると聞いておりますが、その実情について、お尋ねしたいと思います。

 

○議長(岩本 孝)

名迫教育部長。

 

○教育部長(名迫雅浩)

西吉野農業高等学校の寄宿舎の使用料等の未納の状況については、まず、令和五年度以前の過年度分については、令和六年五月三十一日時点で、使用料が百四万二千七百四十円、食費が三百三十一万六千百十二円でありましたが、徴収対策を強化した結果、令和七年二月末時点で、使用料が三十万円、食費が百七十八万八千五百十二円の未納となっています。また、令和六年度分の現年度分については、令和七年一月末時点で使用料が三十万円、食費が五十万七千八百七十円未納となっています。
現在未納となっている使用料等については、納付計画書等により完納するよう進めています。

以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

未納額を発生させないために、入学納付金を納めさせるなどの対応はできませんのか。

 

○議長(岩本 孝)

名迫教育部長。

 

○教育部長(名迫雅浩)

保護者には、入学時に学校の運営のため、二千円の入学金を納めてもらっていますが、その入学金を寄宿舎使用に係る未納金に充当することは、目的上、できません。
しかしながら、未納額を発生させないため、使用料等の前納制措置を取れないかどうか、今後研究してまいりたいと考えています。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

この使用料等を納めない場合に、督促はしていると思うんですけれども、その配達証明付き郵便で督促状を送付しているの か、お尋ねしたいと思います。

 

○教育部長(名迫雅浩)

使用料等を納めない場合の督促状は、配達証明付き郵便では送付していません。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

やはり、配達証明付き郵便で送付してもらったら、受け取ったか、受け取っていないかという確認もできますし、そうしていただくのがよいのではないかなと、ちょっと提案させていただきます。
次にですけれども、寄宿舎の入寮時に、使用料等の支払いに係る連帯保証人をつけておるのかについて、お尋ねいたしたいと思います。

 

○議長(岩本 孝)

名迫教育部長。

 

○教育部長(名迫雅浩)

寄宿舎への入寮許可時に、保護者から保証人の誓約書を提出してもらっています。 以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

保証人、保護者からの保証人、やはり、私、以前、この連帯保証人つけれということで、親戚の子供が高知の看護学科というのかな、看護師さんになる学校、そのときにはその学校に入るのには、保護者と、そして連帯保証人をつけなさいということで、私、書か せてもろたことあるんですけれども、やはりこれ、使用料等未納対策を考えている中で、これ大変、モラルが破壊すると思うんですけれども、 教育委員会としてどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。

 

○教育部長(名迫雅浩)

教育委員会としましては、使用料等の納付がない場合には、五條市立西吉野農業高等学校寄宿舎使用料等未納対策事務 取扱要領に基づき、退寮手続を含めた督促状や催告書を送付するなどして対応してまいりました。また、卒業して連絡が取れない滞納者につ いては、現在、市の顧問弁護士と協議しながら、徴収対策を進めているところです。 以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

やはり、今後、農業高校として、もう五條市が管理をしていくわけですから、その辺りも十分に、やはり入学当時にきちっとしておくというのが一番よいのではないかなと考えますので、その辺りもよろしくお願いいたします。

 

 

前のページヘ戻る

メール
ご意見・お問い合わせ

【事務所】TEL:0747-34-0233