議会報告ASSEMBLY REPORT

2025.03.07 カテゴリ:2025年 新町重伝建地区の防災について

○吉田

次に行きます。
新町重伝建の防災について。
消火栓と防火水槽の数について、お尋ねしたいと思います。
重伝建地区内に消火栓と防火水槽は幾つありますか。 

 

○議長(岩本 孝)

名迫教育部長。

 

○教育部長(名迫雅浩)

お答え申し上げます。
現在、五條新町重伝建地区におきまして、消火栓は十七か所、防火水槽は三か所に整備されております。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

ちょっと、トン数もお答え願いたかったんですけれども、四十トンと百トンのあれがあると思うんですけれども、それもまた後で聞かせていただきたいと思います。今、分かっとったら答えていただけますか。

 

○教育部長(名迫雅浩)

お答え申し上げます。
三か所のうち、四十トンのところが二か所、百トンが一か所となっております。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

ありがとうございます。

防災計画というのがあると思うんですけれども、重伝建地区の防災計画を策定しているのか、また計画を策定し、それに沿って災害対策を進めると、自治体に国からの補助金が交付されることは知っておるのか、お尋ねしたいと思います。

 

○教育部長(名迫雅浩)

五條新町重伝建地区の防災計画につきましては、平成二十五年度に策定済みでございます。
また、当該防災計画に基づき、重伝建地区におきまして、防火水槽等の防災設備を整備する際は、議員お述べのとおり、文化庁の国宝重要文化財等防災施設整備費補助金の交付を受けることができます。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

重伝建地区における防火水槽は、もっと必要ではないかなと思うんですけれども、その四十トンを増やすのか、百トンの防 火水槽にするのか、その辺りについてお尋ねしたいと思います

 

○教育部長(名迫雅浩)

五條市五條新町伝統的建造物群保存地区防災計画では、伝建地区に四基整備する計画となっておりますが、現在三基を整備済みで、一基は未整備となっております。今後、危機管理所管部局等と連携し、未整備の一基の設置場所、規模等につきましても、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

防火水槽の新設について答弁いただいたわけなんですけれども、危機管理部局としての今後の考えについて、お尋ねしたいと思います。

 

○議長(岩本 孝)

平己危機管理監。

 

○危機管理監(平己富長)

防火水槽の新規設置でございますけれども、先ほど所管課のほうから伝建地区に消火栓が十七か所、それから防火水槽が三か所、消防水利の基準に沿って設置しておるところでございます。
消防水利の基準では、水利から百メートルを防火範囲としており、先ほどの消火栓と防火水槽で、それぞれ補完し合いながらカバーをしている状況でございます。しかしながら、水利の配置関係から、まちなみ伝承館の周囲が希薄となっておりますので、当該地域が密集地であり、先般の須恵の火災の例もございますので、防火上の観点から、防火水槽の設置は必要であると考えております。

以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

この防火水槽の設置場所についてなんですけれども、それを調査・検討してくれると思うんですけれども、観光と駐車場と 避難場所を兼ねた場所が、新町地区には必要ではないかと考えるんですけれども、その辺りの答弁をお願いいたしたいと思います。

 

○議長(岩本 孝)

名迫教育部長。

 

○教育部長(名迫雅浩)

お答え申し上げます。
重伝建地区の来訪者の駐車場は、現在十分な台数が確保できていない状況でございます。重伝建地区を含む中心市街地の防災対策として、今、議員お述べのように、地区の来訪者用の駐車場や、緊急時の避難場所を設置することにつきましては、今後、危機管理及び観光所管部局と連携し、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

危機管理と観光と連携を密にして、横の関係、十分にしてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

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