議会報告ASSEMBLY REPORT

2019.12.20 カテゴリ:2019年 森林環境税及び森林環境譲与税について

○吉田
初めに、森林環境税及び森林環境譲与税についてお尋ねしたいと思います。
以前にも森林環境税及び森林環境譲与税についてお尋ねしましたが、森林管理制度の施行と併せて二〇一九年度から、今年ですね、譲与されることになりました。市の本市に配分されます私有林人工林面積とその他林業就業者数や人口で按分をするわけでございますが、本市への配分額は以前お聞きしたときには約一千九百万というお話でしたけれども、今日につきまして配分は決定いたしましたか、お尋ねしたいと思います。

○産業環境部長(井上 昭)
十番吉田議員からの御質問にお答え申し上げます。
現在、総務省から本市への配分額の決定をいただいていない状況でありますが、国全体の配分予想が総額で二百億円程度、配分基準が私有林人工林面積五〇パーセント、林業就業者数二〇パーセント、人口比率三〇パーセントで計算した結果、本市に配分される譲与税は約一千九百万円の見込みであります。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
そうすると、以前にもお聞きしたとおり約一千九百万円ということでよろしいかなと思います。
そしたら続きまして、本年度の森林環境譲与税の使い方についてお尋ねしたいと思います。
制度上、干ばつや路網といった森林整備、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発に充てなければならないという縛りがあるわけなんですけれども。そこで、本年度の森林整備には森林組合の話では約三〇ヘクタールを整備していくというお話でしたけれども、その財源について、これを充当するのかもしくは県の補助金でやるのかお尋ねしたいと思います。

○産業環境部長(井上 昭)
十番吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
森林環境譲与税の使途といたしましては、本年度計画している状況は施業放置林整備マネージャー活動費や筋工を行った際の防災対策費や森林環境教育体験学習推進事業、五條市木育事業(もくもくスタート)に充当する予定としております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
分りました。
以前にお尋ねしたときには、細川政策企画監から答弁いただいたんですけれども、「本市における具体的な内容については、今後森林組合とも連携を図りつつ検討してまいりたいと考えております。」と、これから御質問させていただくわけなんですけれども、今回の提出されている基金条例との整合性についてお尋ねしたいと思います。
本会議において五條市森林環境基金の設置、その一部又は全部を基金として積み立てる件が上程されておりますが、それについての整合性についてお尋ねしたいと思います。

○産業環境部長(井上 昭)
十番吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
今回、提案している基金条例の制定につきましては、間伐や路網といった森林整備、人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発の活用に充てなければならないものとされており、譲与された税に関しても、納税者への説明責任を果たす観点から森林整備への使途について公表することが求められております。
以上により、基金条例の内容と譲与税の使途については、整合が取れていると考えております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
分りました。
この使い道については森林組合ともいろいろと協議して進めていただきたいと思います。

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