■指定管理制度について

 

○吉田
指定管理者の業務内容についてお尋ねいたします。各施設の指定管理者は適正な管理を行っていますか。総括でお願いします。

 

○市長公室長
公の施設の指定管理者につきましては、議会で議決を得た後、本市と指定管理者との間におきまして協定書を締結させていただきまして、その協定書に基づき各施設につきましての内容を毎年度報告いただき、精査し適切に、今現在22施設がありますけれども、施設を運営していただいているということでございます。

 

○吉田
決算書において監査委員の方が厳正かつ公正に監査していただいているとは思うのですけれども、やはり各部署においても厳正かつ公正によろしくお願いしたいと思います。

■ごみ処理施設｢みどり園｣について

 

○吉田
みどり園の移転が7月30日の臨時会で採決の結果、7対6で御所への移転が決まりました。先日、橿原で御所市の議員と出会う機会がありまして、今ある施設を壊して建て替えるんやということですが、それについてお尋ねします。

 

○産業環境部長
現在ある施設を取り壊してその場所に新たに建て直すというお話でございますが、正式な報告は受けておりませんけれども、五條市が新たに参入するにつけて施設が大きくなり、現在の施設を取り壊す必要ができたというふうに聞いています。

 

○吉田
私の聞いたのとちょっと食い違っていたと思います。もし決まっていないと、更地に建てるか、取り壊して建てるか、取り壊して建てるということは決まっているわけなんですか。

 

○産業環境部長
正式な報告は受けておりませんけれども、御所・田原本で行う新施設につきましては、取り壊しの必要がなかったようでございますが、五條市が入ることにより、施設が大きくなることにつけて、現在の施設を取り壊す必要ができたように伺っています。

 

○吉田
私、御所の議員からですが、はっきりと今の施設を解体して建て替えると、だから新しいごみ焼却施設が完成するまで五條市のみどり園に世話になるように、もう決まっているんだと、頼んどくでと、｢ああそうですのかというふうに私答えたのですが｣そういう話はありますか。

 

○産業環境部長
正式ではございませんけれども、新たに新施設を計画する上で、旧の施設を取り壊すようになればそういうふうな要請もあるかと考えています。

 

○吉田
その場合には当然みどり園の延長もお願いしなくてはいけないし、また周辺地域にもお願いする必要があると思います。それについて地元説明会とかというのは行っているわけですか。それとも勝手に御所市のごみが五條に持ってくることについては、何ら支障が来たさないわけですか。

 

○産業環境部長
平成18年8月の28日に災害等の緊急時における一般廃棄物、特にごみ処理に関する相互応援基本協定というものを12市、並びに香芝・王寺の一部組合と協定を結んでおりまして、これに基づき相互応援を行っていることと理解をしております。

 

○吉田
その辺についてもしっかりと協議をしていただきたいと思います。
そして、御所から五條市みどり園に搬入することになれば市長も以前言っておられたように、2市1町で御所にお世話になると、その建設する件について栗阪・小殿・朝町に対して迷惑料を払うのは当然であると言っていましたけれども、それは五條のごみが御所にお世話になるのですから、搬入につけて車も増えるし、当然迷惑料は発生して当たり前のことと思います。
そうした場合に、今度まだはっきりとは決まっていないというふうにおっしゃっていたのですが、御所市については五條みどり園にという話ですけれども、やはり五條市に持って来るに当たってどの道路を通るのかわかりませんけれども、三地区以外にもやはり周辺地域に対しての交通量が増えて、また危険も伴いますので、迷惑料とかは発生してくるのではないかと思います。市長に対してお尋ねします。

 

○市長
正式ではございませんけれども、五條市にもお願いをしたいという依頼もしていきたいという話はありました。ただ五條市だけではなく御所市長の話では、要するに橿原・高田・五條と三つに分散してそこらを考えていきたいと、施設がそういう形になればそのときに正式な形の中で御依頼をしていきたいと、そういうことを言われた経過があります。

 

○吉田
全部が全部みどり園に持ち込むということは決まっていないと、そういうことで解釈させてもらってよろしいですか。はい、わかりました。
そうすれば、もし五條市に持ち込むとなると、それについて先ほども質問させていただいたのですけれども、周辺市民への迷惑料とかの件について三地区以外にも、どの道路を通ってくるのかわかりませんが、迷惑料というのは当然五條市にも発生してます。私は当たり前かなと思っているのですが、その辺の市長の考えをお尋ねします。

 

○市長
五條が御所市を受け入れる場合において、ルートとかいろいろあると思いますが、それに関しては分散をしますので、全てを受けるということは、まず五條市の中にみどり園が受け入れる態勢がまだできないので、分散はされると思います。今後、御所市から依頼があった場合、まず三地区の役員の皆さんにお話をして、そして御了解の上で進めていきたい。

 

○吉田
まだ決まっていないということを前提にお尋ねしたいのですが、もしこの3地区以外に迷惑料とか、地元の方が言うてきた場合の対処というのはどういうふうに考えておられますか。

 

○市長
3地区以外に関しましては、道路は公道でありますので、何の支障もないと考えております。

 

○吉田
通ってくる道は公道だから迷惑料も何も発生しないという認識でよろしいですね。わかりました。
部長にお尋ねします。炉について何トンの炉で、そしてまた併せたごみ、2市1町の全てのごみの量について、それと今度新しく建てる施設の面積をお答え願いたいと思います。

 

○産業環境部長
新施設の規模は、一日当たり120トンでございます。平成23年度の2市1町のごみの量は30,924トンということでございます。

 

○吉田
平成21年に、橋本市・かつらぎ町・九度山町・高野町と、施設の規模として炉が約50.0トン、これが2つで101トンと、これ24時間稼働というのがあるのですが、新ゴミ処理施設は、確か94億という数字を市民説明会、また私らも聞かせていただいておったのですが、これと比較検討ができるのかどうかというのは、わかりかねますが、94億、大体同じような感じで人口もよく似ているのではないかなと思います。これは47億5000万ほどで建っておるのですわ。

 

○産業環境部長
五條市は現在説明会でお話させていただいております94億につきましては、国に対しての交付申請に使った金額でございます。
橋本周辺広域市町村圏組合が運営するエコライフ紀北の施設につきましては、計画段階では83億円であったその後、実施設計、また入札を行った結果、47億3550万円になったということを聞かせていただいています。

 

○吉田
財政厳しい折ですので、94億円、当初はエコライフ紀北83億という部長の答弁ですけれども、それが47億3550万という数字まで下がっておりますので、どうか入札時においてはできるだけ安くなるようにお願いしたいと思います。
それともう一点、御所市には有害ごみがあるような話を聞いておるのですが、御所市に有害ごみはありますか。

 

○産業環境部長
正式でございませんので、内容のほどはよくわかりません。今のところ何とも言えません。