議会報告ASSEMBLY REPORT

2018.06.11 カテゴリ:2018年 指定管理に関する協定について

○吉田
議長から発言の許可をいただきましたので、通告のとおり一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
初めに、指定管理に関する協定についてでございます。
基本協定の内容についてお尋ねしたいと思います。大塔ふるさとセンターの管理について全てではなく、大塔ふれあい交流館の部分についてお尋ねさせていただきます。
平成三十年度の事業計画ですけれども、大塔ふれあい交流館ではレストラン・売店部門を一時休業し、適正な人員配置による経費削減を行っておりますというふうな計画書を三月にいただいたわけなんですけれども、そこでここの業務委託は指定管理者、しかし施設内の法的管理者は占用許可、また行為許可等は五條市に提出するわけなんですけれども、包括的管理の責任者は指定管理に対する基本協定の中の第五十七条禁止事項になるわけですけれども、現状では一部の変更ですので、第六十条との協定変更の部分で協議の上、本協定を変更することができるとなっておりますけれども、いつ協議をされ、何月何日に決定されましたか。

○産業環境部長(井上 昭)
十番吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
大塔ふれあい交流館のレストラン運営につきましては、平成三十年度五條市大塔ふれあい交流館指定管理者事業計画の変更計画書を平成三十年四月二十日に受理しております。
また、指定管理者から業務の一部を第三者が行うことについて五條市に事前相談があり、変更計画書も提出されていますので、五條市大塔地域公の施設の指定管理に関する基本協定書においても問題はありません。
なお、弁護士に相談し、民法等の法令上も特段問題がないことを確認しております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
手続が済んでおったらそれで結構でございます。
それでは、一般財団法人大塔ふるさとセンターの代表者であります副市長にお尋ねしたいと思います。
第五十九条共同体による場合、現状の場合は共同体とみなすのか、現状のレストランの故意により機器類等破損した場合は誰が責任を持つのか、また営業で得た経費を引いた利益は指定管理者による四〇パーセントは誰のものになるのかについてお尋ねしたいと思います。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えをいたします。
まず、共同体かどうかということでございますけれども、指定管理者に議会から御承認を得て五年間の指定管理を受けているのが一般財団法人大塔ふるさとセンターであります。今回、その一部の営業を行っているレストランの部分のところに対しては一部分の営業を行っていただいておるということだけでございますので、市と財団の関係上は指定管理者、また営業のそこで全体の上がってくる利益等については五年間で四〇パーセントの利益が上がった場合には四〇パーセントを還元するということになっておりますので、その整備でできるのかなと思っております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
そのあたりはもう協議しなくても指定管理の条項でいけるということですか。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
全体の協定書の範囲の中で運用させていただいております。また顧問弁護士の方にも御相談をさせていただいて、対応させていただいておるところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
休むと言っておったのがレストランを営業していただいておるわけなんですけれども、その団体に迷惑が掛からないようにしていただきたいと思うんですわ。
現在のレストラン部門をされている団体は、大塔ふるさとセンターの指定管理が切れるまで営業していただけるのですか。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
契約書の中におきましては、五條市と財団との間の指定管理期間内と契約書にはうたわせていただいております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
そうすると指定管理の範囲内で営業していただけるということでよろしいですね。はい。
それではね、やはりせっかく営業していただいておりますので、いろんな面で私も聞いておるんですけれども、冷凍室が壊れかけておるんやとかいうのは、また指定管理の範囲内で、金額の範囲内でやっていただけると思うのですけれども、そういう部分について今後検証していただけるのか。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
基本的には財団が持っておる備品等につきましては、市の方に帰属するということでございます。その部分の中でもし修繕があればその契約書の基本協定の中でうたわれておる修繕料の範囲の中であれば一般財団法人の方が修繕し、それ以上のものにつきましては市の方で備品等を保有いただくということになると思っております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
そのあたりも、ちょっと故障がある部分を聞いておりますので、その辺また調査なりしていただきたいと思います。
そして、大塔ふれあい交流館についてはレストラン部門とやはり温泉部門はセットでございますので、年間を通して計画を立てて営業することを条件に進めていただきたいと思うのですけれども、今後はどういうふうな、今の現状で行くのか、それともふるさと財団の方でレストラン部門もやっていくのか。今の現状のところは切れるまで今やっていただいておる営業で営業していただけるということなんですけれども、将来的には五條市で今までどおりにやっていくということはお考えですか、ありませんか。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
夢乃湯につきましては、大きくは風呂がメインであり、あと住民等の集会所、あるいは福祉施設、またレストランといった多彩なところでございますけれども、下に舟ノ川のアユの遡上等もございます。今回の受けていただいている団体におきましてもその辺のところと地域性、あるいは地域の活性化等も含んでの中の契約をさせていただいたと思っております。
今後、まだスタートして間もないところでございますけれども、可能な限り財団といたしましても頑張ってやっていただけるところはお互いに連携しながら収益を上げるように頑張らせていただけたらいいのかなと思っておりますので、基本的には契約を結んである平成三十二年度を目途に営業を頑張っていただくということで、今のところ考えております。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
是非ともそのようによろしくお願いいたしたいと思います。
そして前に私、質問させていただいたときに委員会でしたか、調理師がいないと、民俗資料館の方ですか、調理師がいないので、そっちが辞められたので、そちらの方に回したと、しかし私が聞いている範囲では、夢乃湯ですか、大塔ふれあい交流館、大塔ふれあい交流館の方には二人調理師がおったということなんですけれども、そのあたりについて、一人ずつということができなかったわけですか。

〇一般財団法人大塔ふるさとセンター理事長(樫内成吉)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
年末、昨年の十二月の末で一時レストランを休業させていただいたということでございますけれども、そのときの大塔ふれあい交流館のレストランの調理師は一名でございました。天辻の大塔郷土館のところにおられた方々がそれぞれ長期勤めていただいたのですけれども御都合によりお辞めになり、大塔郷土館での土産を作っていただく調理師等がいなくなったということで、急きょ人事異動させていただいたと、そして今年の一月からレストラン再開に向けて鋭意営業していただけるところを探していたというところになっております。
お答えとしては、大塔ふれあい交流館のところのレストラン部門の調理師は一名しかいなかったということでございます。
以上、答弁とさせていただきます。(「十番」の声あり)

○吉田
分かりました。
そしたら今、民俗資料館の方ですか、あちらの方には多分二人おられると思いますので、調べていただきたいと思います。以前大塔ふれあい交流館でおった方がそっちに行かれておる。その二人共そっちに行かれていると思いますので、そのあたり十分精査していただきたいと思います。

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