議会報告ASSEMBLY REPORT
2018.03.09 カテゴリ:2018年 シダーアリーナの水害について
○吉田
最後ですけれども、シダーアリーナの水害についてお尋ねしたいと思います。
被害状況と被害額についてお尋ねします。
昨年十月二十二日、台風二十一号によりシダーアリーナの高圧電気設備、キュービクルが浸水しました。損害額を教えていただけますか。
〇都市整備部長(平田耕一)
十番吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
平成二十九年十月の台風二十一号による被害を受けました上野公園総合体育館シダーアリーナの設備ヤードの復旧に要した金額は三千三百六十九万六千円となっております。
また、国の補助率が約三分の二となりますので、歳入予算につきましては二千二百四十六万四千円を予定しています。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
構造や設計には問題ありませんでしたか。
〇都市整備部長(平田耕一)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えします。
上野公園総合体育館シダーアリーナの設備ヤードの設計は、平成二十五年度の設計段階におきましては、過去四回の浸水被害、河川の洪水対策施設の現状等を踏まえ設計地盤高を設計しております。大滝ダムが暫定供用した平成十六年以降の過去最大の水位に着目し、紀伊半島大水害により被害が発生した平成二十三年の上野公園の浸水高九二・九メートルと過去最大七十二時間雨量を記録した平成二十五年の上野公園の浸水高九二・六メートルを比較し、安全側となる平成二十三年の上野公園の浸水データを採用しました。
また、平成二十三年に被害があった際の大滝ダムの放流量は一、八三七トンでありましたが、平成二十五年以降の放流調整会議において、放流量を一、二〇〇トン以下とすることが決定したことから、設計地盤高を平成二十三年の浸水高の九二・九メートル以上となる九三・〇メートルと定めることとし、問題はないと判断していました。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
なかなか設計どおりにはいかないものやと思います。昨日もほかの議員さん、築堤のことを質問されておったのですけれども、早く要望活動を進めていただきたいと思います。
そして、無駄な浪費があったわけなんですけれども、もちろん保険は掛けられておると思いますけれども、掛け金と保険金はお幾らかお尋ねしたいと思います。
〇総務部長(和田剛明)
十番吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
台風二十一号災害に伴うシダーアリーナ施設の災害共済金につきましては、事業終了後、加入先でございます公益社団法人全国市有物件災害共済会の査定を経て本市に支払われることになっておりまして、受入見込額といたしましては約一千七百万円と試算しております。
また、当該施設に対する共済基金分担金でございますが、これは年額で六十二万三千二百五十円となっております。
なお、当該災害共済金は受入年度が被災年度以降になりますが、当該復旧事業につきましては別途補助金、それから地方債の活用によりまして、市の実質的な負担はないものと判断してございます。
以上でございます。
○吉田
保険を掛けてくれてあるというか、掛けて当たり前なんですけれども、やはり無駄な浪費にならないようにお願いしたいと思います。
そして、防災関係で避難場所という言葉をよく聞くわけなんですけれども、果たして市民の方の避難場所になっているのか、ちょっと不安に残るところが…。道がなければ、阪合部御蔵橋の方からは来れても、こちらからは行けないという、避難ができないということも多々昨年聞いたわけなんですけれども、これ本当に避難場所になるのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○危機管理監(山本修二)
十番吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
シダーアリーナにつきましては、広域的な避難拠点施設とし、本市全域及び災害時における相互応援協定に基づく広域避難者を収容する施設として位置付けしております。指定緊急避難場所や指定避難所には指定しておりません。
しかしながら、昨年の台風二十一号のように、洪水時や市道大津相谷線が冠水等により通行止めとなる事象があることから、市としては市道大津相谷線の整備を進めている状況であります。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
水害のときはあかんのやと、地震のときやったらいけるんやというような避難場所では、ちょっと問題があると思いますので、そのあたりも道路を上げるというような計画もありますので、やはり今の庁舎と一緒で、庁舎を建てるのやったら、やはり道路の整備も同時にできるというような格好で、やはり体育館ができるに当たっては、大津相谷線ですか、あれのかさ上げというのも出ておったわけなので、その辺も片方は建物ができたが道はないということでは、庁舎の場合も大変市民の方が困ると思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げまして、一般質問を終わらせていただきたいと思います。