議会報告ASSEMBLY REPORT
2018.03.09 カテゴリ:2018年 パワーハラスメント・ドメスティックバイオレンス・セクシャルハラスメント等の被害者の相談窓口について
○吉田
次に、パワーハラスメント・ドメスティックバイオレンス・セクシャルハラスメント等の被害者の相談窓口についてお尋ねしたいと思います。
初めに、DVに関することなんですけれども、市の相談窓口と対策の推進についてお尋ねしたいと思います。
○すこやか市民部長(竹本勝治)
十番吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
ドメスティックバイオレンス、DVですが、被害者相談につきましては、警察や奈良県高田こども家庭相談センターなどの関係機関団体で構成しております五條市児童虐待及び配偶者等暴力防止ネットワークの中で対応をさせていただいているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
秘密のことで、やはり夫婦内のDVがあった場合には、大変秘密も厳守しなければいけないし大変だと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
次に、市役所内での職員に対するパワハラ・セクハラ対策について、どの課が担当しているのか、行われているのか、お答え願いたいと思います。
〇市長公室長(辻田祥友)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
パワーハラスメント・セクシャルハラスメントで被害を受けた市職員の相談は秘書課人事係で受けております。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
五條市には職員さんからの意見箱、また昔風で言うと目安箱というようなもの、なかなか自分から手を上げて、私この上司に怒られましたとかというのは、なかなか言いにくいと思うので、匿名とかでそういう庁舎の中には目安箱なりのものは置いておられますか。
〇市長公室長(辻田祥友)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
やはりこういうパワハラ・セクハラと申しますのは、個人の人権的なところにも結び付いてきますので、安易に目安箱的な形では置いておりません。ただ、やはり今現在市職員には、各個人がメールアドレスを所有しておりまして、また人事のメールアドレスも各職員は知っております。その中でそういう相談等があれば、人事に送ってくるなり、また直接人事係の方に来ていただいて相談を受けているというところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
なかなか分かりにくいことで、また大切なことなんですけれども、私はちょっと事例紹介させていただきたいと思います。
近年分かってきたことでございますが、精神病の一つであるサイコパスという病気があります。日本では二百人から三百人に一人がサイコパスであるということが分かってきました。その病気について、原因、また病状について簡単に説明させていただきます。
「原因といたしまして、サイコパスの場合、先天性的なもので五割が遺伝子としてあるものと考えられております。残りの五割は後天的なことが原因で生育環境が原因になっていると考えております。そしてまた、幼少期に両親の愛情を受けて育ってこなかった、育児放棄によって孤独や辛い経験をした等が原因と考えております。」ということがうたわれております。そしてまた、病状ですけれども、「感情の一部、主に愛情や愛着、又は思いやりなどが極端に欠けている。社会性がほとんどありません。相手に対して無情であり、相手の感情や権利を考える行動ができず、非常に自己中心的な考えを持っており、共感性を全く持ち合わせておりません。また相手を操ろうとして慢性的にうそをつき、後悔の念や罪悪感もなく、自分の行動にも責任を持ちません。自信過剰であり、自己に対する評価が過大なので反省することもありません。常に刺激を求めながら生きているので、恐怖心も欠如をしている傾向があります。このような健常者の常識では考えられない思考回路を持っているのがサイコパスであります。自尊心が強く、口が立つので非常に魅力的な人間に感じられるため、注意が必要となっております。」
こういう、なかなか隠れた部分がありますので、周りの人も分かりづらい面もあると思いますけれども、パワハラやセクハラには十分各課で職員さんを守られるようによろしくお願いいたしまして、次の質問にいきたいと思います。