議会報告ASSEMBLY REPORT

2018.03.09 カテゴリ:2018年 五條市立奈良県立五條高等学校賀名生分校の魅力化推進事業について

○吉田
そして次にですけれども、五條市立奈良県立五條高等学校賀名生分校の魅力化推進事業についてお尋ねしたいと思います。
昨日、ほかの議員さんも質問されておったので、重複しないようには質問させていただきますけれども、もし重複しているところがあれば御勘弁願いたいと思います。
寮のことからお尋ねしたいと思います。
高額なお金を掛けて寄宿舎、寮の整備をしたわけなんですけれども、入寮者数、昨日答えていただいておったのですけれども、聞き逃したので、寮に入られる方は何名かということをお聞かせ願いたいと思います。

○教育部長(松井和永)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えを申し上げます。
昨日答弁させていただきましたように、平成三十年度の賀名生分校の募集定員は三十名でございます。
現在、特色選抜により二十四名が合格をいたしました。県外生は十六名、県内生八名でございます。そのうち入寮が考えられる県外生は十六名となっております。
出身府県等につきましては、昨日答弁させていただいたとおりでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○吉田
それで地元の就労活動、また実習生を受け入れてくれる農家の協力や農業機関との連携についてお尋ねしたいと思います。

○教育部長(松井和永)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えを申し上げます。
実習や専門的な学習を進めるためには、農業機関との連携が大変重要であると認識をしております。
これまで担い手育成を視野に入れた県担当課との協議や、専科指導をしていただくための、なら食と農の魅力創造国際大学校や果樹・薬草研究センターへの協力依頼を行ってきました。
また、実習指導のために、市内農業法人との協議を行い、農業団体等への説明、依頼、調整を行ってきました。
一般農家の方々など、今後も関係機関との連絡調整を密に取りながら、充実した実習体制が構築できるよう進めてまいりたいと考えておるところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。

○吉田
そしたら、一定の教育の目的に合わせた教育内容、学習支援が必要となりますが、四月からの基本的なカリキュラムは構築されておりますか。お尋ねしたいと思います。

○教育部長(松井和永)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えを申し上げます。
教育課程では学年が進むに従って専門色を強くし、さらに仕事と密につながるよう就労活動も取り入れているものとなっています。
一、二年生では実習を重視し、その多くを地元の農家で学習をします。柿学など学校独自の科目を設定し、特色ある教育を推進します。本市の自然、歴史や文化などの学習する機会を設け、五條を理解し、親しみを持ってもらうよう地域学習を積極的に取り入れます。
三、四年生では教育課程外の活動として就労活動を取り入れ、OJTによる農業生産技術の向上、経営感覚の醸成を目指します。
 以上、答弁とさせていただきます。

○吉田
今後においてやはり農業機関や、また支援していただける農家の方々と学校が連携を取りながら進めていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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