議会報告ASSEMBLY REPORT

2017.09.08 カテゴリ:2017年 入札方法について、指名競争入札の在り方と工事に不備が生じたときの措置について

○吉田
次の四つ目の質問にいきたいと思います。
入札方法について、指名競争入札の在り方と工事に不備が生じたときの措置についてお尋ねしたいと思います。
六月定例会の一般質問でもお尋ねしましたが、再度、指名競争入札を行う場合の指名業者の選定はどのように行っているのか、副市長にお尋ねしたいと思います。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
指名競争入札での指名業者の選定は建設工事等請負業者選定審査会要綱の定めによりまして、当該建設工事等に対する技術的な適正及び履行能力、技術者の状況等を総合的に勘案して指名について行っております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
その業者に不備が生じたときの措置と対応について、お尋ねしたいと思います。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
工事等の不備が生じた場合につきましては、指名停止措置要綱に基づきまして審査を行うこととなります。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
実際に五條市クリーン・オアシスの施工業者等の対応についてお尋ねしたいと思いますが、五條市クリーン・オアシスに関して八月の委員会で、工事の施工に不備があったことが確認されました。
今後、管理業者である株式会社日産技術コンサルタント、水ing株式会社の下請け業者についてどのような対応を行うのかお尋ねしたいと思います。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えをいたします。
工事が終わった後の指名停止等の措置におきましても、要綱の中には、まず指名停止する基準として事故等に基づくもの、あるいは不正行為等に基づくもの、暴力団排除に基づくものという三つの大きな基準がございます。今吉田議員のおっしゃるのが、一番最初の事故等に基づく措置基準に該当するかしないかというようなお話だと思っておりますけれども、基本的には要綱等に基づいて委員会でするわけでございますけれども、今の状態の中では審査の中で、会計検査院の審査も終わっておる中で、そちらの方からの指摘等はないというところから現在は措置等をすることはないと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
今後の指名競争入札の在り方についてですけれども、平成二十九年四月十二日に指名競争入札で株式会社日産技術コンサルタントがごみ中継施設建設設計業務委託の工事を落札されたわけですけれども、施工者の不備があった業者、その時点ではまだ以前の私質問させていただいたときには、副市長の答弁では、指名停止のはっきりした事実が確認されなければ停止措置には当たらない、入札の審査会において指名停止という処分がない限り入札から外すことができないというふうに答弁いただいておるわけなんですけれども、そのときにはそういう状態ではあったと思われます。しかしその後ですけれども、施工業者等の不備があった業者に対して、今後どのようなペナルティーを与えていくのかお尋ねしたいと思います。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
今不備があった施工業者というお話でございますけれども、先ほど答弁させていただいたように、不備・事故等で粗雑な工事があったと認められる場合は指名停止等の要綱に基づいて措置をさせていただくということになりますけれども、今時点で会計検査がもう終わった中で、又そのような文書的な中の通知もいただいていない中で、不備であるという客観的な事実を証明できるものがない限り指名停止等の措置はしないという考え方であると思っております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
それは十分理解できるのですけれども。
しかし今五條市クリーン・オアシスにおいてはそれが実際に確認されました。八月、私もクラック会議の方に何回か行かせていただいたのですけれども、八月で全面的に修理したというふうに聞いております。そのきちっとした報告は厚生建設の付託議案の後で報告を受けることになっておりますが、しかしその時点ではまだ株式会社日産技術コンサルタントが、そういうことは分かっていなかったと思う、それで指名競争入札に入れたと、中継所のことでね、それは十分理解できるんですよ。しかしそれに対して今後そういうことがあって、今後、株式会社日産技術コンサルタントをどのような本市としてはペナルティーになり、対応をしていくのですかということをお尋ねしているのです。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
同じような答弁の繰り返しになるかも分かりませんけれども、不備という工事が粗雑であったなどの要綱に基づけば、会計検査は終わっております。その中でしっかりとした事実関係が証明されていないということに今の時点でもなっておりますので、客観的な事実がしっかりと出てくるということであれば、そのところから委員会を開いて、指名停止要綱に基づいて何らかの措置があるかも分かりませんが、今の現時点では客観的な事実がない限り指名から外すようなことはないと、よってペナルティーもないという考え方でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
今現在、副市長と私のちょっと違うところはね、私は今ごみ中継施設のことをうんぬん言ってるのではありませんよ。それはもう入札も終わっているんやさかいにね、四月の十二日に。しかし今現在、五條市の方は株式会社伸構造事務所を入れてきちっと調査したわけですやんか。そこで不備が分かったさかいに全面的に向こうが工事を八月中にやるということで今現在終わっているんですやろ。そのお金は五條市は一銭も出しませんやろ。そういうことは向こうの不備ということと違いますんか。それに対して今私は中継施設うんぬんのことで指名停止とかそういう話じゃありません。今後どのような対応をしていくのかと、入札審査会は。それを聞いているのです。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
再度の答弁になって申し訳ございませんけども、要綱に基づいてしっかりと入札審査会の中で今後の対応等になってくると。最終的には、結果的にはそういうようになるわけでございますけれども、今現時点においてはオアシスの方で株式会社伸構造事務所さん、また水ing株式会社さん、株式会社日産技術コンサルタントさん、また市を入れてそれぞれ不備というところを改修いただきましたけれども、それ自身が工事による粗雑であるというところのしっかりと立証をされない限り指名停止等の措置はないと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
いやそしたら副市長はあそこの、し尿処理場五條市クリーン・オアシスは、かしはなかったという認識ですか。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
我々は要綱に基づいて審査会をさせていただいて、その要綱に基づいて公平公正に審査をさせていただいておる、その要綱等に基づいて言うならば、そこまでのものがない、というのは会計検査院からの指摘文書等がないということでございますので、それをひっくり返して、ない中に例えば指名停止のような措置をしたならば反対に業者からの訴えがあると私は思っておりますので、今の時点ではしっかりとしたもの、客観的なものがない限り審査会で最終的な結論になるわけでございますけれども、強制的なものはできないであろうと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
ああいう現状の中で会計検査院はそれを認めたということの認識でよろしいですか。

 

○副市長(樫内成吉)
十番吉田議員の御質問にお答えいたします。
工事に対する粗雑というところの要綱に基づいてやるならば、会計検査院としては、工事は適正にされたと、国の補助金をいただいて、それを施工したことに対するものに対しては合格をいただいたと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
議長、これではちょっと議論はかみ合いませんわ。私もうこれで結構です。ありがとうございました。はい、私もう終わります。幾らやっておったかってかみ合っていかへんのやさかいに。またいろいろと後で調べさせていただいて、また決算審査特別委員会総括質問のときに言わせてもらいます。
ありがとうございました。

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