議会報告ASSEMBLY REPORT

2017.09.08 カテゴリ:2017年 公共交通網の維持

○吉田
三つ目の質問ですけれども、について。
国の規制緩和によりタクシーの荷物運送解禁によるデマンドタクシーの今後の取扱いについてお尋ねしたいと思います。
公共交通網の維持が困難となっている中山間地域や過疎地で、タクシーで荷物を運んだり、貨物車に客を乗せたりする貨客混載サービスが九月一日から解禁されましたが、事業者がサービスを提供するには申請が必要で、手続きには一箇月から三箇月程度掛かるとされていますが、五條市は対象地域になるのかならないのかについてお尋ねしたいと思います。

 

〇市長公室長(辻田祥友)
十番吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
本制度は人口減少に伴う輸送事業の減少が深刻な課題となっている過疎地域において、人・物の移動に関するサービスの持続可能性を確保することを目的に、先ほど議員がおっしゃられました本年九月一日から国土交通省において規制緩和がなされたところであり、これまで乗り合いバスが行う三五〇キロ未満の荷物の運送に限られていたものが、国の許可を取得すれば乗り合いバスが三五〇キロ以上の荷物を運ぶことやタクシー・貸切バス・トラックで人と荷物を運ぶことが可能となりました。
ただし対象地域は人口三万人未満の過疎地域とされており、本市は対象外となっております。市内の運送業者等において実施の意向がある場合は、市町村合併により広大な面積を有することから、同様の状況にある近隣自治体と協力し、国へ弾力的な運用を要望してまいりたいと考えております。
また乗り合い事業として本市コミニティバスやデマンドタクシーにおいては、従来から三五〇キロ未満の荷物であれば旅客運送に付随するものとして運送可能となっております。
運行受託事業者が希望される場合は通常の運行に支障のない範囲で、実施形態等協議をしてまいりたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
実際に国土交通省の方に確認されましたか。

 

〇市長公室長(辻田祥友)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えします。
国土交通省の方には確認をいたしました。
  以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
再度もう一度確認させていただきますけれども、今後国土交通省自動車局の方に過疎対象地域の申請、又は要望をしていただけるとのお話でしたけれども、本当にしていただけるのですね。確認したいと思います。

 

〇市長公室長(辻田祥友)
十番吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
タクシー事業者等からそのような申請が上がってきた場合は、近隣の自治体等とも連携をしながら国土交通省の方には働き掛けをしてまいりたいと思っております。
  以上、答弁とさせていただきます。


○吉田
やはりタクシー業者から申請を上げようと思っても五條市はその地域に現在のところ外れておるので、その点も、卵が先か鶏が先かではありませんけれども、やはり五條市がそれをこの事業に参入できるようになることによってタクシー業者各社はそれが分かれば申請していただけると思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

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