議会報告ASSEMBLY REPORT
2017.03.08 カテゴリ:2017年 ごみの中継施設整備について
○吉田
ごみの中継施設整備についてお伺いしたいと思います。ごみの中継施設の整備費と建設費について概算で結構ですのでお尋ねしたいと思います。
○辻田産業環境部長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
中継施設の整備につきましては、持込ごみの積替え施設や資源ごみの一時保管所、パッカー車などの保管庫などの施設が必要となります。また建設に係る費用につきましては、近隣の団体で約五億円から九億円程度掛かっております。
本市においても同額程度に抑えられるようできる限りコストを削減し、建設に取り組んでまいりたいと考えています。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
それでは次に、みどり園廃止後の管理方法について、担当部長にお尋ねしたいと思います。
○辻田産業環境部長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
みどり園廃止に向けては、平成二十九年四月以降更地にすべく速やかに取り組み、平成三十年、平成三十一年で焼却施設の解体を行いたいと考えています。
新中継施設完成後には、リサイクルプラザの解体にも着手したいと考えております。
また協定書に「地元の意見を考慮し、緑地公園等の公共施設の設置を検討する。」と明記されており、協定書の内容も踏まえ、みどり園周辺三地区にも御意見を伺いながら、平成二十九年度に具体的な跡地利用計画を策定し、その中で管理方法についても検討してまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
いまだに中継施設が決まっていないわけですけれども、市長にお尋ねしたいと思いますが、四月一日からやまと広域環境衛生事務組合でお世話になり、焼却施設が稼働するわけなんですけれども、以前広域化の説明の折に、ごみ中継所は二箇所ないし、または数箇所建設すると言っておられましたが、現在市長はごみ中継所を何箇所考えておられますか。
〇太田市長
吉田議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。
平成二十九年四月からやまと広域環境衛生事務組合が新しく稼働します。やまとクリーンパークとして再開しますけれども、中継所に至っては現在のところ一つということで考えております。
以上です。
○吉田
それでは、まだ決まっているわけじゃないんですけれども、今後のごみ処理全体に係る経費負担額の現在と今後の比較のシミュレーションというものは部長、これはできておるわけなんですか。
○辻田産業環境部長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
平成二十九年四月からやまと広域環境衛生事務組合が新焼却施設として稼働するやまとクリーンパークでの運転管理に必要な経費負担額は二市一町で約六億一千万円が必要となっております。
今後もごみ減量化推進により変動いたしますが、現在の比率での負担額と御所までの収集運搬の経費を加算すると、年間約二億三千万となります。
なお、みどり園での焼却を行った場合、過去の実績から年間約二億六千万円の費用となっています。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
分かりました。
いろんなシミュレーションはしていただいておると思うのですけれども、そこで市長にまたお尋ねしたいのですけれども、現在のみどり園周辺三地区、越替・北山・西久留野の皆さんに再度、中継所を造るのではなしに、ここで中継所をしていただける継続のお願いというものを何度行かれましたか。
〇太田市長
吉田雅範議員の質問にお答えをします。
何回というよりも、私は最終的な、担当課が行った中において、最終的なときに一度行ったということであります。
以上です。
○吉田
市長が一回行って、担当課が何度か行っていると思うのですけれども、そしたら地元に協定書もあるのは私知っておりますけれども、当初から市長、中継所建設が目的であったのと違いますか。
〇太田市長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。
一つの案としてはそういう方向性も考えておりました。ただし二十年という契約の約束のとおりの形の中で施行するという、そういう形に相成ったということであります。
以上です。
○吉田
分かりました。
以前、市長はごみ焼却を広域化ですれば安くなると言っておったわけなんですけれども、二市一町で、確かに建設費は三分の一に抑えられると思います。果たして全ての面で安くなるのか、先ほども部長、答弁していただきましたように、五條から御所までの輸送費、また焼却の業務委託料も当初の七億円から約十四億円になり専決処分されたというお話も聞いておりますので、今後五條市にとってメリットがあるのか、またデメリットが発生しないのか、推移を見守っていきたいと思いますので、今後ともごみ焼却中継所に関してはしっかりとやっていただきたいと思います。