議会報告ASSEMBLY REPORT
2016.03.31 カテゴリ:2016年 五條市土砂等の埋立ての規制に関する条例について
○吉田
昨年九月議会において決議いたしました。その後の条例の進捗状況についてお尋ねしたいと思います。
○辻信彦産業環境部長
吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
平成二十七年度九月議会の決議を受けて他の十一の自治体への聞き取りや顧問弁護士等への相談を重ね条例案の作成を開始いたしました。現在は条例違反に係る罰則規定について検察庁と協議を行うと同時に、施行規則指導要綱、手引き等につきましても、運用面に問題が生じないように点検を行っているところであります。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
前向きに進めていただいておるということは大変うれしいことなんですけれども、そこで一番気になるのは健全な事業者、また特に農地への規制についてはどうお考えかお尋ねしたいと思います。
○辻信彦産業環境部長
特に農地につきましては、調査した他の自治体の状況を農業委員会事務局の方に報告し、農業委員会で協議を行っていただきました。その意見を反映し、必要に応じて規制の対象から除外をする予定をいたしております。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
そうすると、今後の土砂等の埋立ての規制に関する条例制定に向けてのスケジュールはどうなっておりますか、お尋ねしたいと思います。
○辻信彦産業環境部長
今後のスケジュールにつきましては、平成二十八年六月議会への上程を予定しております。
議会の議決を条例の周知期間として三箇月を設ける予定をしております。
新規事業につきましては、条例の施行となる平成二十八年十月より規制が実施されます。また条例施行日時点で操業している事業者につきましては、条例施行後、経過措置を三箇月設ける予定をいたしておりますので、平成二十九年一月以降の規制の対象となる予定でございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
罰則規定も作っていただき大変有り難いことだと思っております。
そしてまた今定例会においても、五條開発株式会社による残土の処分場の問題について田殿町自治会の自治会長より阪合部新田町六一に対して要望書が出ております。市議会に提出されまして、これも議会運営委員会の方で検討したわけでございますけれども、この件も含めて市民が安心・安全に住めるまちを作っていただけますように、またそれにふさわしい条例を作っていただけますようによろしくお願い申し上げます。