議会報告ASSEMBLY REPORT
2016.03.31 カテゴリ:2016年 五條市全域の買物支援について
○吉田
発言の許可をいだきましたので、通告の順番に一般質問をさせていただきます。
昨年六月定例会で質問させていただき、昨年十月一日から吉野ストアとタイアップして大塔町の買物支援の実証実験を行っていただいたわけなんですけれども、その成果についてお尋ねしたいと思います。
○辻信彦産業環境部長
吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
大塔町における買物支援の成果でありますが、月曜日から土曜日までの週六日、ルートを決めながら買物支援を大塔町全域にわたり週一回は必ず移動スーパーが訪問できるようにいたしました。
この移動スーパーは、見て楽しんで買っていただくことの喜びや日頃会話が少ない住民の方々の憩いの場になるように対応しているところであります。
また、この移動スーパーのアンケートを実施したときの利用者の方の声を報告させていただきますと「いつもお世話になり、ありがとうございます。週に一度は両親の元に帰らねばと思っていますが、仕事の関係もあり、ままなりません。この吉野ストアの移動スーパーが来てくださることで、両親の食事のこと、安否のこと有り難く安心しています。商品を届けてくださるに留まらず、重い荷物を持っている母を車に乗せていただくなど細やかな御親切に心から感謝しています。今後もどうぞよろしく見守ってくださるようお願いいたします。」というような感謝のお言葉を多数いただいております。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
今部長の方からおっしゃっていただきましたように、大塔町の皆さん方から選べる楽しみ、そしてまた近所の方々とコミュニケーションがとれると、また販売員の方が優しくしていただけると、いろんな喜びの声を聞かせていただいたわけなんですけれども、大正解だったのかなというふうに思っております。
今後の買物支援について尋ねたいのですけれども、大塔町の実証実験については大変成果が見られたということですが、今後の西吉野町だけではございませんけれども、五條市の不便な交通弱者、また買物弱者の対応について、今後どうするかということについてお尋ねしたいと思います。
○辻信彦産業環境部長
吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
買物支援事業を実施するに当たり、まずは地元の理解、協力がないことには移動スーパーを稼働することは困難であると考えております。
また既存のお店などがある周辺についても、慎重な対応が求められるところであります。
本当の買物弱者や買物困難地域である所につきましては、対応していかなければならないと考えております。
また現在やっております大塔町につきましては、既に半年やっておるわけですけれども、一年間実証実験を行ったうえで、言われている地域の部分につきましても進めていかなければならないのかなと、こういうふうに考えておるところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
やはりお店、また販売等々も車で回っている方もおられますので、その辺も加味した上で、やはり買物支援というものを今後進めていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。