議会報告ASSEMBLY REPORT
2015.12.25 カテゴリ:2015年 職員定数の削減・職員削減と負担軽減について
○吉田
ただいま議長の発言の許可をいただきましたので、通告に準じ一般質問させていただきます。
初めに、職員定数の削減について、職員削減と負担軽減についての質問をさせていただきます。
職員定数の削減に取り組んでいただいておるわけなんですけれども、削減推進は人件費の削減につながり大変有り難いのですが、その反面、職員の負担にはなっていないのか、お尋ねしたいと思います。
○福塚市長公室長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
一市二村合併後の行財政改革を推し進める中で、五條市集中改革プランを作成いたしまして、平成十九年度から二十三年度までの五年間で約七十人の職員の定数削減を行いました。
その後は、職員数はほぼ横ばいで推移しておりまして、平成二十七年四月一日現在の職員数は四百四人で微減となっております。
それぞれの所管課におきまして、業務量も異なり、また職員個々の個性も違いますので、一概に負担となっていないとは言い切ることはできませんが、業務量が増えているというのも事実かなと考えております。
しかしながら、今年の年頭に市長が申しました「意識・行動改革宣言」を実践し、職員全員が前向きな意識を持ちまして、職務に当たらなければならないと、そんなふうに考えているところでございます。
以上で答弁とさせていただきます。
○吉田
そこで、長期病気休暇一箇月ないし三箇月の休みをとっておられる職員さんは何名おられますか。
○福塚市長公室長
吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
平成二十七年九月一日現在、一箇月以上の病気休暇をとっておる職員は五名でございます。
以上でございます。
○吉田
今、市長公室長が長期五名とおっしゃっていただいたのですけれども、その病名というのはいろいろあると思います。生活習慣病、また骨折、またヘルニア等、その中でも特に精神疾患等と診断されるのは、その中での職員数は何名おられますか。
○福塚市長公室長
吉田雅範議員の御質問にお答えいたします。
いわゆる生活習慣病ですとか、ヘルニアですとか、そういう病名ではなしに、ほかの原因で五人とも休んでおるというところでございます。
以上でございます。
○吉田
ありがとうございます。
ちょっと副市長にお尋ねしたいのですけれども、職員の過重負担になっていないのか、また計画的な人員配置や時間外勤務の適正化は行われているのかについて、副市長にお尋ねしたいと思います。
○樫内副市長
吉田議員の御質問にお答えいたします。
職務の遂行におきまして、特に業務の負担感というのはなかなか外からは見えにくいというところがあります。特に全国的にITが進化いたしまして、事務量の増加あるいは事務処理に対するスピードが非常に求められておるというところで、職員の負担も増えてきているというのも事実であります。
そこで、客観的には時間外勤務の時間がどれだけ推移しているかというところで、勤務実態の把握に努めておるというところでございまして、その中で、職員には毎週水曜日はノー残業デーで、心身のリフレッシュを図っていただきたいということでお願いをしておるところでございます。
今、計画的なという中で、特に二年間採用できなかった技術職の特に土木、建築の職員におきましては負担を掛けておりました。今年度は、社会人経験ということで、この十月に四人の方を採用していくということで、土木の関係、また建築の関係に配置をさせていただきたい、そして職員の負担軽減を図っていきたいと考えております。
今後、平成二十八年度から三年間に定年退職で約五十名の方が退職の予定をされております。必要な人材を確保していくということで、市政の円滑な推進と市民サービスの担保をしていきたいなと、そして可能な限り業務量に見合った人員配置にも取り組めるように努力させていただきたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○吉田
過重負担にならないようにケアも含め計画的な人員配置をして適正化に努めていただきますようお願い申し上げます。