○吉田

　市政の報告について、みどり園事業と新ごみ処理施設建設工事の進捗状況についてお尋ねします。

 

○辻産業環境部長

　吉田議員の御質問にお答えを申し上げます。

　みどり園では、ごみの処理量がやまと広域環境衛生事務組合への負担金に大きく影響することから、ごみの減量化に取り組んでいるところでございます。また、同時に中継所の設置について検討を進めており、みどり園の跡地を利用するという方法で、周辺三地区へお話をさせていただいております。しかしながら、みどり園跡地を利用する場合、約三年程度、現施設の解体部分を除く現敷地内で仮設による運営をしなければならないため、これまでのサービスが低下しないよう検討しているところであります。また、新ごみ処理施設の進捗状況につきましては、やまと広域環境衛生事務組合第一回臨時会において、請負契約の締結について承認を得、また、八月に設計施工監理業者が決定し、建設に向けた準備を進めているところであり、今年度、御所市クリンセンターの旧炉解体を行い、来年度から工事を着手する予定であると聞いております。

　以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田

　今部長に説明していただいたのですけれども、そしたら当初市民説明会のときと同じで、中継所をつくるという説明であったと思います。そういうことは、中継所に向けて努力をしておるということですね。そういうふうに解釈させてもらってよろしいですか。

 

○辻産業環境部長

　吉田議員の御質問にお答え申し上げます。

　これまでも御説明をさせていただいてきましたように、中継所の設置につきましては、必要不可欠であると考えておりますので、必ず設置をさせていただきたいと思います。

　以上でございます。

 

○吉田

　是非とも説明会で市民の皆さんにそういう御説明をしてありますので、早々に中継所を決めて市民を安心させていただきますことをお願い申し上げたいと思います。

　次に、政治倫理について市長にお尋ねします。

　平成二十五年十月一日に五條市の政治倫理条例が施行されました。市長はやまと広域環境衛生事務組合の副管理者をしておられます。そこでお聞きしますが、株式会社オーテックと太田市長の関係についてお尋ねします。

 

○太田市長

　吉田議員の質問にお答え申し上げます。

　今の内容に関しましては、市の一般事務には該当しないので、答えることができません。

 

○吉田

　答弁拒否されるなら答弁拒否で結構ですけれども、私の方だけで進めさせていただきます。

　平成二十六年八月十五日に、これが事実であるかないかということは本人さんが答弁してくれないので分からないことですけれども、奈良日日新聞に載っておった記事なんですけれども、途中から読ませていただきます。「組合の副管理者を務める太田好紀五條市長の親族が経営するオーテックの名前も。関係者によると東川　裕御所市長、太田五條市長の電話での話し合いで決着がつき、オーテックは入札当日に辞退した。」というふうに載っておるですけれども、これについて私がどうして質問をさせていただくかというと、五條市の政治倫理条例に……これは辞退されておるので、なんら問題はないとは思うのですけれども、これについて私は聞きただしたかったのです。答弁拒否されるならそれで結構ですけれども、太田市長、何かありませんか。

 

○太田市長

　吉田議員の御質問にお答えいたします。 答弁拒否をしているのではありません。オーテックとか個人的なことに関しては一般事務から逸脱しているから答弁はできませんと言ったのであります。ただ、この新聞のことに関しては、答弁させていただきます。これに書いていることは、事実ではございません。 以上です。

 

○吉田

　そしたら辞退したというのも、うそということですね。

 

○太田市長

　詳しく再度言わせていただきます。 この中に書かれている「関係者によると、東川御所市長と太田市長の電話での話し合いで決着がつき、オーテックは入札当日に辞退をした。」こういうことは一切ございません。ということであります。それ以外に関しては、言っておりませんので。

 

○吉田

　そうでしたら、新聞記事と違うということでしたので、安心させていただきます。 やはり政治倫理条例ができて、市長も御存じだと思うのですけれども、この政治倫理条例の中でうたわれておりますので、もしそういうことが事実であれば私としたら、今後気を付けていただくようにと思って質問させていただいたのですけれども、これに無関係ということであれば、何ら市民の方も、もしこういう質問を私にされたときには、「疑惑はありません。」というふうに答えさせていただいてよろしいですね。分かりました。