議会報告ASSEMBLY REPORT

2014.08.22 カテゴリ:2014年 市税等の徴収状況と滞納者の取扱いについて

吉田
 初めに、市税等の徴収状況と滞納者の取扱いについてお尋ねいたします。
 市民税・固定資産税・軽自動車税について、徴収状況と滞納者の取扱いについてお願いいたします。
 初めに、市税の徴収状況についてお尋ねしますが、納税率と滞納者の滞納金額等をお尋ね申し上げます。
 
青山理事
 吉田雅範議員の御質問にお答え申し上げます。
 各市税の徴収率につきまして説明させていただきます。
 まず、平成二十四年度の現年度課税分につきましては、市民税の徴収率は九八・六五パーセント、固定資産・都市計画税につきましては、九八・一八パーセント、軽自動車税につきましては九六・五三パーセントでありました。
 次に、平成二十五年度の現年度課税分につきましては、まだ決算が確定しておりませんので速報値といたしまして、市民税の徴収率は九八・八〇パーセント、固定資産・都市計画税につきましては、九八・四七パーセント、軽自動車税につきましては、九七・五七パーセントであります。市税全体といたしましては、平成二十四年度の現年度課税分の徴収率は九八・四四パーセントで、滞納繰越分を含めますと、九二・八九パーセント、平成二十五年度の現年度課税分は九八・六八パーセントで、これも滞納繰越分を含めますと、九四・一二パーセントであります。
 なお、平成二十四年度から平成二十五年度へ滞納繰越を行った金額は二億一千九百四万四千円で、滞納者数といたしましては、一千八百七十一人、平成二十五年度から平成二十六年度へ滞納繰越を行った金額は一億八千八百三十九万四千円で、滞納者数といたしましては、一千六百十六人となっております。
 以上が徴収率及び滞納者、また滞納額の報告でございます。
 以上、答弁とさせていただきます。
 
吉田
 人数的に一千八百七十一名ですか、約二億円という話で、次に今回推定ですけれども、一億八千万と、一千六百十六名と、これは二億とかこういう数字になってきますと、かなり大きな金額ですので、今後滞納者に対しての対応措置というものはどういうふうにとっていくべきかということをお答え願いたいと思います。
 
青山理事
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 滞納者の対応について御説明させていただきたいと思います。
 各市税の納付につきましては、定められた納期限までに市税を完納されなかった方にはまず法律に基づき、督促手数料を加算した督促状を送付しております。また納期限の翌日から延滞金が加算されることとなります。督促状を送付しても納付されないときは、納付勧告を行っております。督促や勧告を行っても納付に応じていただけない場合は、滞納者の財産を把握するために金融機関や官公庁など、各関係機関に対し財産調査を行い、担税能力があるにもかかわらず、納付の意志がない場合や、緊急性を要する場合には財産を差し押さえております。財産を差し押さえた後も納付がない場合は、その財産を公売などにより売却を行ったり、債権の取り立てを実施しております。また直ちに納付することができない滞納者に対しましては、納付相談を実施し、分納による納付や差し押さえた財産がある場合は、その財産の換価を猶予することとしております。
  なお、平成二十五年度に行いました滞納処分といたしましては、差し押さえが九十件、参加差し押さえが十一件、交付要求が五十一件で、回収を行った額は二千六百八十六万八千円であります。
  今後も税の公平、公正性の確保と自主財源の確保に向けて財産調査や差し押さえ等の滞納処分等徴収対策に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
 
吉田
 ただいま答弁いただいたのですけれども、あらゆる税は市民の皆様、市民の義務ですので公平、公正な観点から滞納者への取り立てをよろしくお願い申し上げたい思います。
  そして、今現在のところその取り立てというのは、室でやっているのですか、課でやっているのですか。
 
青山理事
 吉田議員の御質問にお答えいたします。
 徴収対策室というのがございまして、そちらの方で対応しております。
 以上、答弁とさせていただきます。
 
吉田
 室ということですけれども、これを課に格上げして、そして徹底した滞納者への措置をとっていただきたいと思うのですけれども、お考えの方、ちょっとよろしくお願いいたします。
 
青山理事
 吉田議員の御質問にお答えいたします。
 現在、市税に関しましては、徴収対策室ということで法に基づきます滞納処分、差し押さえ等を実施しております。これが他の国民健康保険税とか他の徴収にも関わるということであれば、また組織的に検討していく必要があるかと思いますが、現在のところは市税については徴収対策室で対策をとって徴収しておるというのが状況でございます。  
 以上、答弁とさせていただきます。
 
吉田
 はい、わかりました。
 総務部長にお願いしたいのですけれども、室から課にということを十分検討していただきますようによろしくお願い申し上げたいと思います。

 

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