議会報告ASSEMBLY REPORT

2014.08.22 カテゴリ:2014年 五條駅南北道建設について

吉田
 五條駅南北道建設についてお尋ねしたいと思います。
 五條駅南北道の早期実現を願うわけなんですけれども、今日までの経緯・経過についてお尋ねいたしたいと思います。
 
中永都市整備部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 このことにつきましては、平成十二年度から現在までJR西日本と協議を重ねております。
その間、平成十七年四月にJR福知山線の事故が発生し協議の中断はありましたが、平成二十一年二月に五條市が提案しました基本構想、東側オーバー(案)についてJR側から了承をいただいております。
 平成二十二年五月に、地域活性化及び五條駅南北道建設促進特別委員会でこれまでの活動と今後の進め方について報告させていただいております。その中で、五條駅周辺の地籍調査を先行して実施していくこととなりました。本年二月十二日に、地域活性化及び五條駅南北道建設促進特別委員会を開催していただき、今までの経過報告をさせていただいたところです。
 次に、本年五月九日に副市長が就任の挨拶を兼ねてJR西日本大阪支社を訪問し、地籍調査の間、中断していた協議の再開と今後の課題等について確認をしたところであります。
 今年度に地籍調査の登記業務は完了いたしますが、平成十二年度にJR五條駅整備計画策定業務委託を発注以来十四年が経過し、人口の減少、少子高齢化等、社会情勢も変化してきております。
今後の進め方といたしましては、市の玄関口にふさわしい駅周辺整備計画を作成するため、現状において見直すべきところはないか等を地域活性化及び五條駅南北道建設促進特別委員会にお諮りして、検証しながら進めていく必要があると考えております。
以上で答弁とさせていただきます。
 
吉田
 平成十二年からということは大分掛かっているわけなんですけれども、最近もいろんな案を聞かせていただきました。しかし私が思うのは、金額が安くついて早いことできるというのはやはり平面交差じゃないんかなと、それが一番ではないかと思っておるんですけれども、それについて部長なり副市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 
中永都市整備部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 ただいまの御質問ですが、先ほど申し上げましたように、現在では特別委員会におきまして、東側オーバー(案)ということが決定されておる段階でございます。
 今後、その決定事項を変更するに当たりましては、地域活性化及び五條駅南北道建設促進特別委員会にお諮りして委員の皆様の御意見をお伺いしながら協議をしてまいりたいと思っております。
 以上です。
 
樫内副市長
 吉田議員の御質問にお答えを申し上げます。
 五月九日に先ほど部長が申し上げましたように挨拶を兼ねまして天王寺の方に行かせていただきました。今後、五條の駅、また南北道のことにつきまして、協議が止まっておりましたので、年一回以上の会合を、お互いに意思疎通を図りながら五条駅の活性化を見据えて協議をお願いしたいということで、お願いしてきました。ただ、今鉄道と道路の交差につきましては、道路法等の規制もございますので、その辺のところもいろいろ検討していかなければならない。ただ、先ほど部長が言いましたように、東側のオーバーで今は決まっておりますけれども、時もたっております。いかに五條市の玄関口として良いものを造っていくかということは、特別委員会もございますし、また庁内の方で委員会を立ち上げながら検討していかなければならないというような思いで帰ってきたところでございます。
 どちらにしましても、今後いろんな面で、例えば新庁舎の選定の場所等もいろんなところもあろうかと思いますけれども、その中で、やはり五条駅の活性化というところは必ずしていかなければならないと思っております。
 また、五条駅につきましては、三千人以上の乗降客がおられるということでございますので、JR側といたしましても、この駅の整備等については必ずやっていかなければならないという感触を得ておりますので、そこらのことを連携を取りながら、また議会の皆さん方との意見も交換しながら、前向いて検討させていただきたいと思っております。
 以上、答弁とさせていただきます。
 
吉田
 部長も公室長も答弁していただいたんですけれども、やはり私、地域活性化及び五條駅南北道建設促進特別委員会に入っておりませんので、この場所でしか物言えませんので答弁いただきたいんですけれども、この特別委員会との関わりもあると思いますので、それも私の意見として含めて、また特別委員会の方でもお話は委員長の方からもしていただけると思っておりますので、その点だけ頭の中に入れておいてくれたら有り難いと思います。
 平面交差をどうして言うかというと、一番実現性があって安くつくということもあるんです。そして当時から平面交差、踏切をJRはなくしたいという話も聞いております。それはJRというのは古き国鉄の名残ですので、それは国の方にもお願いすれば、どうにか解決していただけるのではないかなと私は考えております。
 そして踏切を仮に一つ減らせというのであれば、三在の交差点の手前に危険な踏切があります。二四号に面した。その西河内と富之里に上がる踏切なんですけれども、こちらから行って左から入る場合はいいんですけれども、出てきて御所の方へ行く場合は、反対車線の方へ出ないことには車、軽でも回られない。御存じやと思いますけれども、その踏切を減らして、国道三七〇号ですね、大淀に行っている、その正面の交差点から線路の下をカルバートなりトンネル、また構造物をつくり西河内そしてまた富之里の市道にドッキングすれば踏切も一つなくなります。その点も特別委員会の委員長さんにもお話させていただくつもりでおるんですけれども、そこの踏切も安全な道路になるんではないかなと思っておりますけれども、これについて部長のお考えがありましたらよろしくお願い申し上げます。
 
中永都市整備部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 今議員が御提言いただきましたことを含めまして、今後先ほど申し上げました特別委員会にいろいろ諮らせていただきます。具体的にそういう平面交差なり踏切の問題が出てくるのであれば、当然市としてもJRに交渉しなければならないことも出てくると思いますが、まだ現時点ではどのようになるかというのは、先ほど申し上げたように現時点では東側オーバーということになっておりますので、今後、特別委員会で協議、検討をお願いしながら進めてまいりたいと思っております。
 以上です。
 
吉田
 とにかく五条駅南北道は駅前開発と発展につながりますので、是非とも早期実現に向けて特別委員会の皆さんにもお願い申し上げたいと思います。

 

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