議会報告ASSEMBLY REPORT

2013.08.06 カテゴリ:2013年 風しんワクチンの接種費用について

風しんの流行が昨年九月頃からよく報道されておりますけれども、妊娠を予定、また希望されている女性に対して流行拡大を防止するための本市の助成措置について部長の方からお答え願いたいと思います。

○すこやか市民部長
風しんは、国立感染症研究所のデータによると免疫のない女性が妊娠初期にり患した場合、風しんウイルスが胎児に感染し、新生児に「心疾患」や「難聴」また「白内障」などの先天性の障害が発生する確率が高いと言われております。
今回の風しんは、昨年度から都市圏で流行し始め、現在もその流行が続いている状態でございます。
 本市におきましても、風しんワクチンの予防接種は、生まれてくる子供の先天性風しん症候群の発症を予防するため大変重要なことと考え ております。
奈良県では、既に六月一日から来年三月三十一日までの間において、市町村が負担する接種費用の二分の一を補助することが決定され、本市におきましても七月一日から風しん予防接種を自己負担三千円で接種できるよう助成を開始するものでございます。
対象者は、五條市に住民登録があり、平成七年四月一日以前に生まれた人であって、「妊娠を予定している女性」「妊婦の夫」「妊婦の同居家族」のいずれかに該当する方を対象としておりますが、そのうちで風しんのり患歴や予防接種歴のある方及び妊娠中の女性、妊娠の可能性のある女性は対象者から除くこととしています。
助成の実施は、平成二十五年七月一日からの予防接種者を対象としておりますが、既に接種している方に関しましては、本年四月一日まで適用範囲を広げて助成する方針でございます。

○吉田
有り難い回答をいただいたのですけれども、四月一日に遡って助成をしてあげようということですね。大変有り難いことだと思います。
そしたら、市長にお聞きしたいのですけれども、その三月に当初予算も組んでいない、今も補正も出ていないと思いますけれども、財源についてお尋ねしたいと思います。


○すこやか市民部長
この事業に伴う財源につきましては、先の議会で御承認をいただいております、平成二十五年度予算の予防費をまず当初の財源として考えておりますが、接種者数によりましては、今後必要に応じて補正予算の編成なども視野に入れ、財政当局と検討してまいりたいと考えております。


○吉田
大変有り難い言葉でございます。
もう一度再確認の意味で、執行権は市長にありますので、お聞きしたいと思いますけれども、その予算でいっていただけるということです ね。

○市長
吉田議員の質問にお答え申し上げたいと思います。
今、担当部長からお話をしたように、そのようにしてまいりたい、そういうように考えております。(「三番」の声あり)

○吉田
是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。

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