議会報告ASSEMBLY REPORT
2010.09.02 カテゴリ:2010年 平成22年第2回6月定例会 一般質問
■農作物の凍霜被害対策について
○質問
今年、三月二十七日と四月二十五日の二回にわたり発生した凍霜、いわゆる遅霜により農作物、特に柿、梅に被害が及びました。生産農家の収入にも大きく影響してまいります。
農業共済に加入しております生産農家は農業共済の被害対象となりますが、未加入の生産農家にとっては非常に苦しいものとなっております。
このような生産農家に対して、五條市としての対策についてお聞きしたいと思います。
○生活産業部長
去る五月二十九日に吉田議員を始め田野瀬代議士、奈良県の農業共済組合連合会、また南和農業共済組合、JA西吉野白銀営農経済センター、また生産者の代表の方々と凍霜被害を受けた現場に集まっていただきました。
そして、市の方からは市長と私と担当課長が一緒にその現地を見せていただきまして、またその後の意見交換の中でいろいろ要望をいただきました。
大きく言いますと、果樹の共済金を十分、まずは加入している人のお支払の方を国の方に働き掛けてほしい、共済に加入していない農家に対する共済について融資資金の創設を要望したい、南和農業共済組合と連携して、加入促進や低利の融資の、今この災害を支援する「農林業セーフネット資金」などの情報を提供してまいりたいと考えております。
○市長
被害に遭われた方に対しまして、心からお見舞を申し上げたいと思います。
国や県に対して要望活動を行う予定でございます。農家のために支援していきたいと、そのように思っておる次第でございます。
■少子化対策及び婚活について
○質問
少子化と言われますが、少子化対策について五條市としてどのような対策を講じられているのか、お聞きしたいと思います。
○市長
少子化対策及び婚活について、五條市におきましては、五條市次世代育成支援後期行動計画を策定し、五條市が今後進めていく子育て支援施策の方向性や目標を総合的に定めたところであり、この行動計画を着実に実施し、少子化傾向にストップをかけられるよう努力しているところであります。
少子化傾向の最大の原因は非婚化、晩婚化の進行であると言われております。やはり少子化対策と結婚活動を応援することは切り離して考えることはできません。
○吉田
やはり少子化対策の一つとして、結婚活動いわゆる婚活の推進を考えていくのが一番の切り札と私も考えております。私たち議員もお手伝いさせていただいて、結婚して五條市に住んでいただけるように努力いたします。